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無料Webメーラー「RainLoop」を自宅クラウド「Owncloud」へアドオンする方法

   

 無料のWebベースのメーラーとしてお勧めするのが「RainLoop WebMail」です。自宅サーバへ構築するととても便利で、外出先からも、会社からも、スマホや携帯からも、ブラウザがあればメール閲覧、送信ができるようになります。
 
以前紹介した時にはCentOSに単体のRainLoopをインストール、セットアップする方法をご紹介しましたが、今回はより便利、簡単な方法として、自宅クラウド環境を構築する「OwnCloud」へのアドオンとして紹介します。
 
無料WEBメーラーRAINLOOP

Owncloudのアドオンをダウンロードする

 
■前提の環境
OS:CentOS 6.6
Owncloudセットアップ先:/var/www/owncloud/
OwncloudのアクセスURL:http://localhost/owncloud/
メールサーバ:postfixdovecot
 
※メールサーバのインストールから構築についてはメールサーバ構築で詳しく紹介されています。
 
※OwncloudセットアップはownCloud Server 8 を CentOS 6 に yum インストールする手順に詳しく紹介されています。
 
 こちらにRainLoopのデモンストレーションサイトがありますので、利用を考えている方はお試し下さい。とってもナイスデザインで気に入ると思います。
 
>WebMail RAINLOOPデモサイトはこちらです。
http://rainloop.net/downloads/
 
■ダウンロード
 OwnCloudのアドオンアプリケーションのダウンロードサイトへアクセスし、RainLoopを検索して、インストールパッケージをダウンロードします。
>>Owncloudアプリケーション
RainLoopのダウンロード
 
CentOSへログインしてターミナル上から作業開始します。

1、ダウンロード
cd /tmp
wget http://repository.rainloop.net/v2/other/owncloud/rainloop.zip
 
2、解凍と展開
unzip rainloop.zip
mv rainloop /var/www/owncloud/apps
 
3、権限の変更
cd /var/www/owncloud/apps
chown apache:apache rainloop -R
chmod 755 rainloop

 
以上で事前準備は完了となります。
それではOwnCloudへアクセスしてセットアップを進めていきます。

Owncloudでセットアップ

1、Owncloudへアドミンユーザでログインします。
 管理者で「ログイン」→「左メニューの+アプリ」アイコンを選択してアドオン追加画面へ遷移します。
アドオン追加
 
2、RainLoopを有効にします。
 左メニューから「無効なアプリ」を選択し、右側の無効APP一覧から「RainLoop」をさがし、「有効にする」ボタンを押下します。
RainLoopを有効か
 
 有効にすると、左上のメニュー内に「Mail」アイコンが表示されます。これでRainLoopのメニューが出来上がりました。それでは、次の章でアクセスしRainloopをセットアップしていきます。
RainLoopのアイコン追加

RainLoopのセットアップ

RainLoopの初期セットアップを行います。

 管理メニューより、「RainLoop WebMail」を選択し「Go to RainLoop Webmail admin panel」リンクをクリックして、RainLoopの管理者メニューへログインします。
管理者メニューへログイン
Adminユーザのデフォルトは
「ユーザ名:admin 、 パスワード:12345」となりますのでログインします。

 管理対象ドメインを追加します。
左メニューより、「Domains」を選択し「Add Domain」ボタンを押下します。
RainLoopにドメイン追加
 
 ポップアップする画面で、メールサーバの設定を行います。
このあたりは、メーラーの設定手順を確認しながら入力してください。最後に「TEST」ボタンを押下して、疎通確認し緑色で表示されればOKです。
RainLoopのセットアップ「メールサーバ設定」
※RainLoopでは、IMAP対応しているメールサーバが必要となりますのでIMAPの情報を設定して下さい。
 
その他「General」メニューで言語を「日本語」にします。
またセキュリティ対策の1つ「reCaptcha」プラグインを有効にします。
 

各種設定

 RainLoop側の管理者設定は以上で終了です。
それでは、OwnCloudからメーラーを起動してみます。
左上「Mail」アイコンを起動するとRainLoopが起動します。ログイン名は「メールアドレス名」です。パスワードはメールアカウント側のパスワードになります。
 
毎回メールアドレスとパスワードを入力するのが面倒くさい場合は、OwnCloudの管理メニューからRainLoopの設定ができますので、ここに入力すると次回以降は自動ログインしてくれます。
 
■デザイン(テーマの変更)
 デザインも簡単に変更できます。しかもシンプルなテーマからオシャレなテーマまで複数用意されています。
RainLoopテーマの設定
 
■マルチアカウントの設定
 RainLoopの一番のお勧めポイント。複数のメールアカウントを一元管理できる「マルチアカウント機能」を設定します。
左メニューより「アカウント」を選択し「Add Acount」ボタンを押下します。
マルチアカウントの設定
 
 追加管理したいメールアドレスとそのメールパスワードを入力します。設定はこれだけ、うまく登録できない場合は管理者で「ドメイン」の設定が終わっていない可能性があります。
 管理するドメインをあらかじめ管理者で登録する必要がありますので、上記手順を再度見直し下さい。
  
■ビューの設定
 デフォルトでは3列表示、左はメニュー、真ん中はメール一覧、右側は選択したメール本文表示となります。変更したい場合は右側メニューから「アカウント設定」→「全般」メニューの「Layout」を変更することで、見た目の並びをカスタマイズできます。
 
 その他にも、デフォルト言語、1ページに表示する件数等基本的な設定変更ができます。これでRainLoopの基本設定は完了です。見た目もとてもシンプルで洗練されたWebメーラをOwnCloudへアドオンできました。快適!
WebメールRainLoopのセットアップ完了

 - ownCloud, webmail(rainloop)

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